壺の中に潜む異象「酒を拵える者」は、今もなお旧友を待ち続けている。
かつて友と交わした約束の際、盃に落ちたその面影に自らも姿を変えたが、
流れる年月がもたらすべき変化を、それは忘れてしまった。
――けれど、花だけは覚えている。
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